どんと来い!
ジャンルを問わずお届け中。
DATE: --/--/--(--)   CATEGORY: スポンサー広告
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
DATE: 2013/07/03(水)   CATEGORY: 映画
5流の僕には2流ですら雲の上。
ラジオでチケットプレゼントをやっていて、応募したらまさかの当たり。
妹も同じ系列のテレビ局の懸賞に応募したら当たり。
よっぽどその放送局はこのチケットが余ってんだな。
ってか、すっかり映画感想ブログになっちまった!

というわけで7月2日鑑賞。

「二流小説家 シリアリスト」
上映時間 115分。

niryu1.jpg niryu2.jpg
niryu3.jpg niryu4.jpg

【あらすじ】
ある日、小説家としてぱっとしない赤羽一兵(上川隆也)は、死刑が確定している連続殺人犯の呉井大悟から告白本の執筆を依頼される。
彼はそのチャンスに飛び付き、呉井に面会に行くと、彼を主人公にした小説を書くという条件を提示される。
赤羽は、腑に落ちないながらもOKし、3人の女性たちに取材をするのだが、、その先々で殺人事件が発生。その手口はかつて呉井が犯した殺人と同一だったが……。


キャッチコピーは「全米を欺いた衝撃のラストを見逃すな!」

そんなキャッチコピーよりももっと的確なのを考えました。
「暗い。 重い。 グロイ。」
これ。
まさにそんな映画でした。

簡単に言えば、女性の首を切断して裸の死体に花を散らばらせて芸術として写真に撮っていたという猟奇殺人者呉井と真実を書いて欲しいと頼まれた赤羽との話。
犯人の呉井は死刑が確定しているのに同様の手口の殺人が起きる。
え?じゃあ真犯人は別にいるの?
呉井は実は無罪なの?的な話。

まぁ、これがね。
死体の写真をどれだけ見せられたことか。
しかも全て首がないんだから性質が悪い。
直接的に殺人のシーンとかは出てこないんだけどさ、なんだか重たい。

もうネタばれとか関係なく書いてますからね。

とりあえず気になった点を箇条書きの巻。
・ 一兵のひととなりが見えない。(呉井は細かく書かれている)
・ そのせいで一兵の成長譚としてはちょっと弱い。
・ 呉井に官能小説を差し入れしたのは誰なんだろう。
・ 遺族会が勢ぞろいで本を書くのをやめろと言うがなんで知ってるの?
・ あからさまな片瀬那奈へのミスリード。
・ 片瀬那奈がヤクザの親分みたいな人との「私の力はいらないのかね?」という無駄な会話。
・ 助手席に居たはずの片瀬那奈がいつの間にか運転席に。
・ 片瀬那奈が呉井の信者だった(ただ手紙を出していただけ?)という伏線の回収がされていない。
・ 呉井の育てのおばさんが裏山に行く一兵を見てニヤリとするシーンの意味。
・ 本田博太郎が草むらで一兵を撃ったのは頭蓋骨を見つけられたら困るからだろうけども、何故本田博太郎がその頭蓋骨の在りかをしっていたのか。
・ そして本田博太郎は猟銃のようなものならまだしも通常のハンドガンで見えない場所から打ったという腕前。
・ 一兵は銃で命を狙われてるにも関わらず聖域を見つけた途端立ち止まる。撃たれたらどうすんの?
・ 戸籍を買って必死に勉強して50歳を過ぎて司法試験に受かったという高橋惠子。
・ 高橋惠子1人で20分くらいの間に殺して首を切断して花びらを撒くという殺害方法の無理さ。
・ 首から下はシリコンの人形だったという必要性。
・ 呉井が20歳の時に初めて女性を殺したと言っていたが、最初の殺人の動機が一切語られていない。
・ 姪っ子が襲われた後に一兵は結構な時間が経ってから帰ったはずなのにただ縛られていただけだった。
・ 偶然現れるトラック。
・ 50代の女性との取っ組み合いで簡単に負けて首を絞められる一兵の弱さ。
・ 呉井みたいなタイプの殺人犯は殺してない場合はきちんと言うだろ。芸術でやってんだから。
・ 銃というものが簡単に出てくるリアリティのなさ。
・ 頭蓋骨、深すぎじゃね?
・ 本田博太郎が実は奥さんを殺してましたよっていうやっすい展開。
・ 死刑執行シーンが無駄にリアル。(ただし昭和の映画みたいな映像の作り方)

たぶんまだある。
もうさ。
基本的に伏線置きまくりの置きっぱなし。

全然回収してくれないんだもんなぁ。

全米を欺いた衝撃のラストを見逃すな!なんていうキャッチフレーズなくらいなんだからミステリーとして作りたいんでしょう。
でも、なんかカメラワークは無駄にホラー映画っぽい視点だし。
それにあれだけあからさまに片瀬那奈へとミスリードしたら、客は「あ、こいつは多分犯人じゃないんだな」ってわかっちゃうよ。
そして回想シーンで絶対に顔を見せない呉井の母親。
このあたりで「あぁ、これ真犯人は高橋惠子だな」ってなる。
そして実は呉井は母親を助けるために嘘をついてましたよーなんて展開かと思いきや、なんや結局おまえも殺しとんのかい!
じゃあどういうことだ?
2人で協力して殺人をしてたってこと?

てか、新たに起きる3件の殺人を高橋惠子一人でやるってのがいくらなんでも無茶なんだよなぁ。
しかも超短時間に殺して首を切断してるのに血が全然出てないってどゆこと?



ただいいところもいくつかありました。
1、上川隆也と武田真治の演技が良かった。
これに尽きるでしょう。
とくに武田真治がしっかりとした役者であることを思い出させられる作品だった。
狂気の呉井がホント怖くてね。
終盤の呉井と一兵の言い合いのシーンは好きだった。
呉井のキャラも演技もすごくよかった。
服を毎回着替えてるとこや、刑執行の日にすごく綺麗でシュッとしていたり。
ただもうちょっと映画自体の作りが良ければこの演技ももっと評価されるだろうに。。。もったいない。

2、小池里奈がかわいい。
超主観の感想ですけど。
初めて観たけどなかなか味のある演技でよかったです。
特に最後のちょっと涙目で振り返るシーンはすごくかわいかった。

全体的な印象としては、素材はそんなに悪くないけど料理人が悪かったのかなという印象。
基本的に作りが雑。
複数脚本家の功罪なのか伏線は多いが回収できないっていう。
どこに筋を置きたいのか全然わからない。
異常と言われてもそこに存在する親子愛なのか、一兵の成長譚なのか、はたまたそれ以外なのか。
猪崎宣昭監督の力不足という印象が否めないです。

スポンサーサイト
[ TB*0 | CO*0 ] page top
copyright © どんと来い! all rights reserved.powered by FC2ブログ.  template by レトロメカニカ. ページの先頭へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。