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DATE: 2013/11/29(金)   CATEGORY: 映画
ぼやけた豚骨醤油ラーメンって感じ。
なんか裏切られることも多いんだけど、やっぱりミーハーだからついつい観に行っちゃう。
なんせ出てる人がめっちゃ豪華だしね。
特に今回はメインキャストに洋ちゃん入ってるみたいだし、そりゃ行っちゃうよねー。

というわけで11月25日鑑賞。

清須会議
上映時間:138分

【あらすじ】
本能寺の変によって織田信長が亡くなり、筆頭家老の柴田勝家(役所広司)と羽柴秀吉(大泉洋)が後見に名乗りを上げた。
勝家は三男の信孝(坂東巳之助)、秀吉は次男の信雄(妻夫木聡)を信長亡き後の後継者として指名し、勝家は信長の妹・お市(鈴木京香)、秀吉は信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方にする。
そして跡継ぎを決めるための清須会議が開催されることになり、両派の複雑な思惑が交錯していく・・・。


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話題作だけあって、公開が11月9日なので2週間ちょっと経ってますけど、平日レイトショーにも関わらず20時からという早い時間だったこともあって、それなりの客入り。
三谷作品はある程度の人数いたほうが笑いどころとかあって楽しめるしいいかなーと思っていると、、、予告編が始まっても話しているご婦人が2名ほど。
これは嫌な予感が。
予告編始まってもくっちゃべってる人を見ると大概いやな予感しますよね。
そして案の定でした。
本編中も「わー妻夫木くんだー」とか喋ります。
映画館でああやって平気で喋れる人はもうね、根本的な何かが抜けてるんだと思います。
信じらんない!
しかも無条件の三谷ファンらしく、笑う笑う。それに伴ってこっちは冷める冷める。

それはそうと、映画の感想。

簡単に言うと
「歴史ものとしては軽すぎる。コメディにしては重すぎる。」
こういう感じでしょうか?
ちょっとあっさりした豚骨醤油ラーメンで味がぼやけてしまった。
そんな印象です。

三谷作品ということもあり、結構若い人たちも来てました。
そういう人たちには少しつまらなく感じたんじゃないかと。
それなりにギャグは入ってるんだけども、これがイマイチ。
ただまぁ、個人的な感想として配役はすごくいいしやっぱり豪華。

とりあえず、歴史ものなので5日間のこととはいえ結構忠実に歴史をなぞります。
だから、トンデモ展開や独自解釈って感じのものはほとんどありません。

清須会議で最初は不利と思われていた秀吉が裏工作をして、懐柔していき結果として主権を握るという話。
そして最初は優勢だったと思われていた柴田が負けるという話。

その過程を見せてる映画なんですけど、歴史を知ってる人間からは特にびっくりすることもない。
そして歴史を知らない人からしたら誰がどういうポジションでどういうことなのかもよくわかってないと思う。

なんというかすごーく中途半端な印象でした。

おもしろくないわけではないけど、それは役者の力で見せれたのかなと。

この話の肝って秀吉が対戦相手である柴田のブレーンの丹羽を懐柔するところにあると思うんです。
そしてずっと柴田を支えてきた丹羽が結果として柴田を裏切る。
でも、その懐柔するところを見せた後に裏切りがあるので、見てるこっちからしたら「知ってた。」となるわけです。
それならば、先に裏切るところを見せて、それから実はその前日にこういう裏工作を秀吉がしてましたよーとあってもいいのかと。
池田を懐柔→池田が秀吉側に、丹羽を懐柔→丹羽が秀吉側にの繰り返しなんです。
結構簡単に秀吉側についた池田に対しての丹羽の苦悩を見せたいのなら、もっと丹羽と柴田の関係を描いてほしかったし、丹羽のエピソードとかもあったほうがよかったなぁ。

そして何より、この柴田が馬鹿すぎるんです。
人の良い、そしてスナックのママのようなお市の方に惚れ込む馬鹿な親父にしか見えない。
ただいくら馬鹿でもその宴席を蹴ってお市のとこに行きます?
そりゃあんた負けるよ!当然だよ!同情できないよ!ってなる。

秀吉はなんというか秀吉としてではなく大泉洋として見ちゃうんだよなぁ。
だからずる賢さはしっくりくるんだけど、大泉洋として応援しちゃう。
それはもう単純に僕が洋ちゃんが好きだからだと思います。
名古屋弁の違和感のなさはすごいなぁ。

そして今作のMVPであり、逆にいえば失敗でもあるのは織田信長の弟役の織田信包を演じた伊勢谷友介だろう。
もうね、めちゃくちゃかっこいいの。
最後のシーンでこの信包と秀吉が話すシーンがあるんだけど、なんかもうここの伊勢谷が信長にしか見えない。
と思ったら、「利休にたずねよ」では伊勢谷が信長やってんじゃん!
なんかもうキャストが近すぎてややこしいわ。
だからか、信長の亡霊と秀吉が喋ってるようにすら感じてしまう。
これをもし狙ってるんだったらいいんだけど、そうじゃなきゃ見てるほうはあまりに伊勢谷がカッコよすぎて
「いや、もう後継ぎは伊勢谷でよくない?」
ってなる。
それくらい伊勢谷の信長な雰囲気がしっくりくるんです。
たぶん、この信包のポジションって歴史知らない人からしたらわかりにくいしこんがらがるんだろうなぁ。

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あとは根本的な不満としては、映画である必要があったのかと。
基本的にほっとんど清須城内で行われるワンシチュエーション時代劇なんです。
それぞれの宿泊場所である座敷での会話が多いんですけど、基本的にふすま開けっ放しで会話してるんです。
見える位置に敵とかいるのに結構な大声張り上げちゃうんです。
舞台だったらそれで聞こえない設定でいけるけど、映画だとすごく違和感。
戦闘も最初の本能寺の変以外はないからわざわざ映画でやるほどなのかな?と。

途中の旗取り合戦なるビーチフラッグが行われるんだけど、これがすごくまた中途半端。
どうせならここはもっとコメディ色全開でいけばいいのにそういうわけでもない。
このシーンで笑ってたのは客席には前述の三谷無条件降伏のおばさましかいませんでしたよ。

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おばさまといえばお市の方。
演じた鈴木京香さんは魅力的な女性だと思うんですけど、メイクのせいかな?すごくばばくさい。
なんというか、そこまでして落としたい女性に見えない。
だから入れ込む勝家に感情移入できない。
それこそ三谷作品なら深津絵里さんを使ってくださいよ。
寧役の中谷美紀さんのがお市の方よりかわいいんですもの。

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そして138分という時間。
三谷作品ってすごく余分なシーンが多くないですか?
だから明らかに後半疲れてくる。
今回の映画でいえば、ピークは清須会議で秀吉が勝つとこなんだけど、そのあとがだらだら長い。
これがラストカットかな?と思うところが何回もあって、それでも終わらない。

もっとサクッと作って2時間切るくらいなら、もっと見やすい映画だったかなと。

無条件で三谷作品を好きな人は間違いなく楽しめるでしょう。
あとは、歴史の勉強はしたいけどあんまり重たい映画は嫌だなーって人もいいかも。
この映画をきっかけに戦国時代に興味を持つなんて役割としては面白いのかなとも思ったけど。
賤ヶ岳の戦いをにおわせるセリフとかもあったけど、ああいうのも歴史知らないと楽しめないよね。

なんというか万人受けを狙いすぎてすごく中途半端な映画になってしまったなという印象でした。
おしまい。

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DATE: 2013/11/07(木)   CATEGORY: 食べ物
何故自ら公表したのに偽装と誤表示の区別も付かなかったのか。
偽装を誤表示だと言えちゃうことに今回の根本的な問題があるのではないかと思うのですよね。
というわけで長文来るよー

言うまでもなくホテルをはじめとした偽装の数々。
まぁ、出るわ出るわ。

しかもスクープとかではなく公表してるんですよね。
でも、そこでの謝り方が悪かった。
あそこですいませんでした!と謝ればきっと阪急ホテルの社長は辞めずともすんでいたのでしょう。
あれを誤表示で通そうとしたとこにホテルが根本的に客を馬鹿にしてるというのが垣間見える。

来月には「和食」が無形文化遺産に登録されようかという中でのこの失態の連続。
プライドはあるんでしょう。
ましてや、プライドで高い金を取って飯を食わせるホテルだもの。
だからこそ相次いで公表を始めた。
いや、逆に公表しないとどっかから暴かれたりしたらもっと信用が落ちちゃうからね。

で、原因のひとつと言われる仕入れを現場がやっていないという話。
総料理長と業者の癒着を防ぐために仕入れ担当は別にいる。
だから、メニューを作る料理長側と仕入れ側とで認識の差が生まれこの偽装が結果として生まれると。
総料理長って自分の扱う食材が何なのかすら知らないんですか?って言いたくなる。
そこらへんにも責任を取るから総料理長なんじゃないんですか?

平成17年、フォルクスが成型肉をステーキと表示していたとして排除命令が出たことがありました。
ホテル業界、仕入れしたのが料理長じゃなくも当たり前にこのことは知っていたはず。
なのに堂々と「法令違反になるとは知らなかった」なんてこと言うかね?
だとしたらあまりに無知な連中が働いているということが露呈したわけですね。
もしくは全く連携が取れてない会社であると。

そんな無知な連中がやってるところに高い金を出していた消費者。

高い金を払うかわりに一流のものが出てくると思っているわけでしょ?
それを完全に裏切った。
しかも、1つや2つのホテルではなくてこれはもはや業界の悪しき慣習と言っていいでしょうね。

ホテル側は客はどうせ味なんてわかりはしないんだからそれらしい名前をつけて「~を添えて」とか「~のソースで」なんていう接続助詞を使ってるくせに接続しないで終わらせて余韻付けときゃ成型肉でも飛びついてくるんだよ程度にしか思ってないと思われても仕方ない。

確かに出してるものが何であっても、ホテルというブランド力に満足して、例えばリッツカールトンのオレンジジュース1500円に金を出せる自分の財力に満足感を得てるんだからいいじゃない?
なんてことを言う人もいるんだけど、これは全く別問題。
それだから誤表示ならぬ偽装が許されるってわけではない。

これは食を扱う業界としてのモラルの問題。
例えばフレッシュオレンジジュースが実は紙パックでしたという事例。
これがもし果汁10%のバヤリースでしたなんていうなら怒るけど、100%なら紙パックでもいいと思う。
フレッシュって書いてるから本当に絞りたてって思ってる人はそんなにいないだろう。

ただね、前述の成型肉を和牛と書いたり、札幌グランドみたいに中国産のアサリを北海道産だと言っちゃうのはもう言語道断。
返金すりゃいいということじゃなくて、プライドを捨てていると考えてもいい。
そんなやつが高い金を取って出しているということに腹が立つ。

ただなー。
これって、値段が高いホテルやデパートだから話題になってるけど、100円寿司の代替魚だって立派な偽装なんだよね。
今までグレーだったこの問題が厳しい目で見られるようになった。
それはそのグレーであるところに付け入って前述のような詐欺にも似た偽装が行われたから。
それが高かったから怒ってる。
安い100円寿司ならいいのか?ってなるよね。
でもやっぱり知らぬが仏とはよく言ったもので厳密にやると数年後にはすし屋には「人造いくら」とか「ブリの代用魚シルバーワレフ!」とか「カンパチの代用魚シイラ」なんていうまぁ、なんとも美味しそうに感じない魚の名前で溢れるかもしれない。

今の技術を持ってすれば質の悪い本物を使うよりも質の高い偽物ができるんだろう。
でもそれを良しとしないのが作り手のプライドであるはず。
それがないのならどれだけ腕が良くても定食屋のおばちゃんの料理のほうがよっぽど価値があると思う。

「おもてなし」なんてちゃんちゃらだよ。

調理業界こそ「失われた日本を取り戻す」をキーワードに今一度おもてなしとやらの精神を思い出して欲しいと心底思わされた一連の問題であった。
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