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DATE: 2007/05/25(金)   CATEGORY: 人物考察
人権と正義ははき違えるな。
今日のは長いし重いです。


もちろんあの事件、許すまじ事件だと思いますし、僕も犯人に極刑を望みます。

21人もいる弁護人はきっとこの少年が何をしたかなんてのはどうだっていいんだろう。
彼らにとって大事なのは「極刑を望む」という裁判に対抗(抵抗?)することだけ。

そして挙句の果ては、「甘えたかった」とか「口塞ごうとしたら喉を絞めてしまった」とか「泣き止ますために蝶々結びをしただけ」といった意味の解らない主張を通そうとしている。

こういった性犯罪の場合、よく家庭環境の不遇さを引き合いに出し、情状酌量を願おうとする。
今回も犯人の母親が自殺したことから「母親の愛情に飢えていた」などの主張をしている。
遺族の本村さんではないが、不遇な環境にいる人なんてのはいっぱいいて、それでもみんな幸せになりたくて頑張っているのだ。
それを棚に上げて、罪を犯しても許せというのはその立場を利用してるに他ならないし、同じ境遇の人たちに失礼だ。
母親が自殺したら皆死姦するのか?
そんなことは絶対ない。

とまぁ様々な無理なことを押し通そうとするのはいかがなものだろう?
何が正義か?

『遺族が死刑を望むという行為は、犯人が被害者を殺したことと変わらないじゃないか』なんていう人もいますが、全然違う。
もちろん日本は「復讐」を認めていない。
じゃあ遺族はやり場のない怒りを握り締めて生きていかなければいけないのか?
望んだっていいじゃないか。それが人間としてごく当然だ。
そしてそれを代わりに施行するのが法律の役割だろう。
こんな裁判で冷静でいられないはずなのに、理性的に話す本村さんは見ていて辛い。きっともっと言いたいこといっぱいあるだろうに。


もしかしたら親族を殺されても
「いや、犯人には充分反省していただいて、更正して全うな人生を生きていただきたいです」
なんて遺族もいるかもしれないが、それは本当に良く出来た人なんだと思う。
全ての遺族がそんな聖人である必要はないだろう。


今の日本においては、ご存知の通り「死刑」が極刑であり、次に「無期懲役」である。
もしそれで死刑廃止なんてなれば、極刑が無期懲役になってしまい、例え、どれだけの人を大量虐殺しようとも、無期懲役となり20年もすれば出れる国になってしまう。

そんな犯罪者に甘い国になっていいものだろうか。
厳罰化を望む声は多いが、何から何まで厳罰すればいいってわけではない。
大事なのは適正化である。

事件と照らし合わせて、そこに見合った刑を与える。
これが法治国家として最低限の決まりではないのだろうか?

そうでなければ、法治国家は機能しない。

それをちゃんとこの21人は考えてくれているのだろうか?
大体、死刑廃止したいなら政治家になるべきで、弁護士としての立場を利用し、法廷を自分たちの主義主張に利用していただきたくない。
話はずれるが、国家を歌いたくないと言って卒業式を利用する教師も同じね。全然生徒のこと考えてないじゃん。

話を戻す。
それに「死刑廃止」をただ単に願い声高に叫ぶのではなく、まずそれに変わる「終身刑」の導入を求めるべきではないだろうか?
そしてその後で「死刑廃止」を求めるべきだ。
そうじゃないと確実に国民は納得しない。
手順からして間違っている。

学文会の人間にしか解らない話になるが、「声出しをなくせ」とただ叫ぶのではなく、じゃあ代替案を持って来いってんだ。

代替刑になりうる終身刑がないのならば、死刑が存在するのは致し方ない。
特に、性犯罪や快楽殺人、強盗殺人などの己の欲望を満たすためだけの犯罪に更正の必要を感じない。
更正の可能性が薄いのも事実。
大体、何のための更正させる必要があるのか?

更正プログラムも存在しない状態でどんな更正を望めばいいのだろうか?
「人を殺してはいけません」
そう教えることが更正教育ならば、幼少期から受けている。
それが解らないから、犯罪に及んだんじゃないのか?
今更何するんだ。


高等裁判所は前回
「更正の可能性もなくはない」ということで無期刑を言い渡した。
しかし本村さんも言っていたとおり
「更正の可能性があるならば、再犯の可能性もある」
ということ。
要はその事件の犯人にどの刑が適性であるか。


極端な話かもしれないが、どうしても終身刑なき状態で死刑を廃止しろというのならば、代わりに犯人にも同じことをするべきだ。
例えば、先日の岡山で起きた生き埋め殺人。
犯人も生き埋めにして、死ぬ直前で引き上げれば良い。
コンクリートに生めて死ぬ直前で出せばいい。
今回の事件も、何度も床にたたきつけ、意識を失うくらいの蝶々結びをしてやれば良い。

そうすれば犯人もさすがに反省するだろう。

そして更正を信じ弁護した弁護士は再犯を起こした場合、責任をとるべきだ。


だいたい殺人を犯したものが、自由ではない管理下とはいえ、3食食べることが出来る環境にいて、善良な老人が餓死をする。

何のための国家?誰のための人権?



ただ理由なく死刑廃止を望む人権擁護の人達の気持ちが解りません。
『先進国なのに「死刑」が存在するのはおかしい』とか、亀井静香が言っていたが、そういった問題ではないと思うのだよ。
政治家さん、頭いいんですよね?


自分の大事な人が殺されても、彼らはまだ死刑廃止を望むのだろうか。

犯人のことをそれだけ考えてあげられるのならば、被害者・遺族のこともそれだけ考えてあげられればいいのに。


本当に気持ちが悪い事件だし、裁判だ。



しかしいずれにせよ最高裁が、無期懲役を異例の量刑不当としているということは、同じ判決はないと思うので、極刑か(弁護団の入れ知恵による)39条適用で減刑しかありえない。
きっと犯人は「無期しか有り得ない」と思って、調子こいて友人に出したおかしな手紙を後悔しているだろう。
あの手紙が、今回の量刑不当の大きなきっかけとなったのだろうから。
とりあえず今年中には結審しそうだという話ですので、結果を待つのみです。



最後に。
(面会に来た友人に、カミュの『異邦人』の主人公・ムルソーを引き合いに出し)
『俺じゃん!』
とうれしげに語った。とのこと。

このムルソーが最期に死刑になったことを彼は知っているのだろうか?
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COMMENT

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ぐっとらっく | URL | 2007/05/29(火) 00:59 [EDIT]
「こんな世の中だ。殺さなきゃ殺られる場合もあるし、殺されて然るべき奴だってクサるほどいる。
だが
人を殺して生きる者は同時に自分が殺される覚悟を持たなきゃならん。それが因果応報ってものだ。」

昔読んでた漫画から引用した言葉ですが。
胸が悪くなるようなニュースとか事件とかを見て、憤りを覚えた時とか、この言葉思い出すとなんか楽になるんですよ。私。
先輩のこの事件に対する憤りもこの言葉で少しは楽になるといいなと思って。

栞乃香 | URL | 2007/05/29(火) 10:21 [EDIT]
あれから知識不足を補う為にもちょこちょこ調べていたのですが、調べれば調べる程胸糞悪くなる一方です。

人間は生き死にだけで判断出来る程に単純でも綺麗でも無くて、「殺す」ことが一義的に悪だとも善だとも云えなくて。だからこそのルールで、だからこその法律で。先輩の仰る通り単に死刑廃止を求めるばかりじゃなく、値する確りとした案を掲げてから発言して欲しいものです。発言権は少なくとも一般市民よりは持ち得ているのだから。


「もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。」
「私を裁けるものはこの世におらず」

こんなこと云う如何し様も無い人の未来じゃなくて、目の前に居る救うべき人の未来や心を考えてあげなきゃいけない筈なのに。
率先して傷付け心抉った挙句に何が情状酌量。何が死刑廃止。何が人権擁護。嘲笑ものじゃないですか。

…乱文失礼致しました。

タスマニ。 | URL | 2007/06/07(木) 06:06 [EDIT]
>ぐっとらっく
ありがとう。
もちろん、誰かの命を奪うことってのは決して許されることではないのだけれども、恨み辛みとかってまだ加味できる部分はあるんだけどさ、この事件みたいに、まったく非のない人が被害にあうってことが本当に許せないんだよね。
「ただそこにいた」だけでそういう目にあっちゃうのって言ってしまえば運が悪かったのかもしれないけども、運が悪いからって死んじゃうような世界なんてすごく嫌いです。
そういう事件に限って、因果応報を考えてない人たちだから・・・。

> 栞乃香
ニュースとか政治嫌いの君が、ここまでこの事件について調べて、考えて、もちろん気持ちのいい事件ではないからすごく胸が苦しくなったと思うけども、それだけでお兄さんはもう涙しちゃいます。
でも、 栞乃香が言うように、僕たち法律を学ぶ人間ってのはその「法律」って武器を使い間違えちゃいけないんだなってことを思わされるよね。
お金儲け、人助け、様々な理由で司法・法曹の世界を目指す人はいると思うけども、やっぱり「正しいもの」ってのは見失っちゃいけないよね。じゃなきゃ法律なんてものはいっそ無くしてしまえよなんて思ってしまいます。

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