どんと来い!
ジャンルを問わずお届け中。
DATE: --/--/--(--)   CATEGORY: スポンサー広告
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
DATE: 2011/11/09(水)   CATEGORY: 映画
11月は映画を見ようと決めまんす。
備忘録も兼ねて、ここ最近見た映画の感想を書いていこうと思う。

がっつりとネタばれ含みますからあしからず。


まず1作目。

ステカナ1 ステカナ2

ステキな金縛り

11月1日鑑賞。

言わずもがなの三谷幸喜作品。
これでもかってくらいプロモーションをしてたから知らないって方もいないでしょう。

【あらすじ】
弁護士の宝生エミは、裁判を任されても失敗ばかり。ラストチャンスとして与えられた仕事は、妻殺しの容疑で捕まった矢部五郎の弁護だった。矢部は「犯行時間は、旅館で落ち武者の幽霊にのしかかられ、金縛りにあっていた」という。その旅館を訪ねたエミは、更科六兵衛という落ち武者の幽霊に遭遇し、裁判で矢野のアリバイを証言してくれるよう依頼する。六兵衛は証言台に立つことを承知するが、六兵衛は誰にでも見えるわけではなく…。


三谷作品はなるたけ劇場で見るようにしてます。
やっぱり、こういうコメディ映画って大勢で見るのが楽しいと思うんですよね。
他の人の思わず笑っちゃったりする雰囲気とかを感じながら、「あぁ、こういうところがみんなのツボなんだな」みたいな?
だから、あえての映画の日を選んでみた。

映画館がホークスタウンのユナイテッドシネマというもう果ての果てのような映画館だったけど、そこそこの人の入り。
これは映画のせいではなく、運みたいなものもあるけど、観客に数人、異常なまでに笑う人が居た。
笑って思わず「ひゃーはっは、そこは違うって(笑)」みたいに本当にカッコ笑いがついちゃうようなテンションでリアクションしちゃう人。
そういう人が同じ回を見ていたからか、みんなつられて笑っていた。
ただ、後半になればなるほどその人のしつこさが増して、ちょっと興ざめしていった。

それはそれとしての映画の感想。
正直ね、僕の書きたいことはmixiで友人YANが書いちゃったんです。
だから、なんかパクリみたいになりそうだけども、まぁ、備忘録なんで。

【良かった点】
・ふかっちゃんがかわいい(9割)
・ナンダカンダで結構笑ったなぁ。エンターテイメント映画としてはこれでいいんだろうなぁ。。。(1割)

って感じ。
深津絵里は踊るみたいな気が強い役をやることが多いですけど、今回みたいなコメディエンヌをやらせたらピカ一なんです!
ってか、気が弱い役が絶対ハマり役なんです。
38歳には全く見えない。かわいすぎるだろ!と。
ま、それだけで見た甲斐はあったのかな。

ただ、それだけです。
映画自体はおもしろいけど、つまんない。
確かに笑えるとこも多いけど、雑!作りが雑!
三谷ファンに甘えてるのかなぁとすら思ってしまった。
「こういうのが好きなんでしょ?」みたいな。

三谷幸喜って人は言うまでもなく日本有数の脚本家なんだろう。
それは誰もが認める事実で実際に成果を出している。
例えばドラマで言えば「やっぱり猫が好き」「王様のレストラン」「古畑任三郎」などなどもうヒット作の連続。
シリアスな中にも笑いがあり、勘違いやすれ違いなんかで話が進んでいき、その両方を視聴者が見てるから、笑っちゃうみたいな?
お笑いで言うとアンジャッシュのコントなどはこの手法をよく用いているかなと。

ただ、コントは笑わせることを前提としてるのに対して、コメディって物語があってそこに笑いが足されてるという印象。
この2つって似てるようで全然違うと思うんです。
コントに突飛なものが出てきて、特に納得いく説明がなくてもコントだから許される。
コメディは突飛なものが出てきて、説明があれば許される。それは物語だからきちんとストーリーに関わりがあるのであれば問題ない。
逆に関わりがなかったら説明があっても意味がない。
だからやっぱりある程度本筋を逸しないところで話が展開されないとツマラナイ。

前回の「マジックアワー」は多少の無理はあったけども、伏線がきっちりと回収されて、非常に面白かった。
ここでまた言いたいのは伏線は観客が認識してなければいけない。
「あぁ、なるほど!ここでさっきのあれが活きてくるのか!」と思わせないとダメだ。
コメディ映画に関してはその序盤に撒いた伏線が大きな笑いへと姿を変えるものだと思っている。

さて、今回の映画で受けた印象は「これはコントだな」だった。
あまりに唐突な展開が多いし、納得いかない。

【悪かった点】
・中井貴一の最初の反応
・見えない人の置き去り感
・被害者の幽霊が出てくるというご法度
・阿部寛の死が軽すぎる
・見えることの3つの条件が曖昧





まず六兵衛さんは幽霊です。
見える人と見えない人が居て、見えない人にはとことん見えない。
でも見える人には普通に見えちゃう。

六兵衛が証人として法廷に入ってきた時に裁判官や傍聴人は全く見えてないわけです。
そこで唯一見えてるのがKAN演じる矢部五郎、深津絵里演じる宝生エミ、山本亘演じる法廷画家、そして中井貴一演じる小佐野検事の4人のみ。
で、前述の通り、見えてる人には普通に見えちゃうわけです。
「証人の更科六兵衛さんです」
と言って招き入れたときに中井貴一の目には「変なコスプレの人が入ってきたな」って印象を受けるはず。
ただでさえ、インド料理を食べながら「科学で証明できないことは僕は信じない」とすら言ってる人が見えないふりをする必要はない。
「変なコスプレをして入ってくるんじゃない!」とか怒り飛ばすくらいの反応が合っても良かったはず。




この映画のメインテーマをあげるなら
「仕事が上手くいかない女弁護士(深津絵里)が落ち武者の幽霊(西田敏行)と出会って、困難を乗り越えて弁護士として一皮むける」という大人の成長譚なのだろう。

なのにだ!
この裁判の結末は被害者の幽霊を連れて来て証言をさせるというもう反則技よ。
これをやっちゃいけないでしょ。
エミが成長して、最終的に六兵衛を証人として認めさせて、弁護士としても一皮むけました。じゃないとつまらない。
なんかそういうのを全て投げだして「はい!被害者が証言しました。これで万事解決!やったね★」って感じがした。
特にその裁判のすぐあとからエミは六兵衛が・・・というか幽霊というものが見えなくなる。
だったら、きっちりと成長した感じを見せて欲しかったなぁ。
なのにエンドロールでは一流弁護士になっていく様を見せている。

でね、そのエンドロールで六兵衛が写ってちゃいけないわけです。
ってか、もうあの裁判以降は六兵衛が出てきちゃいけない。
確かに見えなくなりましたってことを解らせることは重要。でも、エンドロールにまで出てきちゃいけない。
大体、小日向さんがやってた白服の段田に強制送還されてるはずでそう簡単に出てこれないでしょうに。
それにそんなにも現世に居たら何のための慰霊碑だったわけ?ってなっちゃう。
なんかそういうところ無視して、目先の笑いを狙いにいっちゃった感じが残念だった。




話が前後して申し訳ないが、阿部寛の死があまりにぞんざいに扱われてた。
段田を呼ぶのがその役目だったんだろうけど、あまりにその死に意味がない。
死に方の滑稽さを見せたかったんだろうか?
コメディとは言え無駄な死に見えてしまいとても違和感を感じた。




幽霊が見えるための条件。
1、最近不幸であること
2、死を間近に感じること
3、シナモンが好きであること
この3つ。
シナモンが好きであること。って条件なのに竹内結子(妹)にシナモンの粉をふきかけて粉まみれにした途端に見えてしまう不思議!
そんなことでいいの???みたいな。
え?シナモンをかけるだけで見えちゃうの?みたいな疑問を感じた人も少なくないはず!
なんかそういった無理矢理な展開についていけず、後半無理矢理持ってったって感じがなあ、雑な感じが否めなかった。




三谷さんってコメディタッチを描くのは上手いけど、決してコントを描くのが上手い人ではないと思う。
これはこないだのサタデーナイトライブでも感じたんだ。
がっつり笑わせにいっちゃダメなんだと思う。

やっぱり本筋をしっかり作ってその中で笑わせてくれないと。
ってことは本筋をしっかり作ってくれないと。
それが今回は弱かったなぁと思わざるを得ない。

あと、いい加減役者の力に頼ってキャラを投げる感じの作り方はやめたほうがいいと思う。

三谷ファミリー、三谷ファンだけではなく、もっと大きいとこで勝負してほしいなと思いました。
ちゃんちゃん。
スポンサーサイト
[ TB*0 | CO*0 ] page top

COMMENT

 管理者にだけ表示を許可する

TRACK BACK
TB*URL
copyright © どんと来い! all rights reserved.powered by FC2ブログ.  template by レトロメカニカ. ページの先頭へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。